3月25日にルフトハンザカーゴはMD-11Fをさらに1機退役させたことを発表しました。
今回退役した機体番号は「D-ALCK」でフランクフルトからアメリカのサンアントニオに向かいました。
当初の計画では、2020年内に同機を全機退役させ最新機種のB777Fに置き換える予定が新型コロナウイルスで貨物需要が急騰し2021年秋までに延期していました。
今回、退役して残りは3機となりました。
なお、今回退役した機体はUPSで「N265UP」として第2の人生を歩みます。
さらに、3月26日にはスペインの航空会社の「ワモスエア」もB747-400を7機全機退役させたことが分かりました。
本来の計画では2023年までに順次退役させていくとしていましたが、新型コロナウイルスで旅客需要が激減し早めました。
実はこの会社は、新型コロナウイルスが流行し始めた頃に起きたダイヤモンドプリンセス号の帰国支援便で羽田空港にやってきました。
最近ではチャイナエアラインも同機種を退役させ、徐々に3発機と4発機を保有する会社が減っていっていることが分かります。
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